初めての妊娠出産育児で幸せさがし > 妊娠までの道のり
【01】 妊娠までの道のり








はぴはぴにとって妊娠に至るまでの道のりは、それはそれはなが〜いなが〜い先の見えないものでした。

もともと生理不順だったはぴはぴは、28日周期なんてどころの話じゃありません。平気で2、3ヶ月生理がないなんて当たり前でした。もちろん、その方が楽ちんでよいのですが、生理痛もひどく、20歳を過ぎてからは生理痛に絶えれず立てないほどに‥。

出血量も多く、だいたい1週間で終わる生理もはぴはぴの場合は、10日前後も‥。量も常に大量で心配になっていろんな本を読みあさりました。

結果、どの本にも数日遅れる程度ならまだいいけれど、2、3ヶ月っていうのは要注意!!即診察を〜って感じだったの‥。でもはぴはぴにとって産婦人科は、お化け屋敷並みにこわ〜いイメージ。何をされるの???と恐怖心以外何者でもなく‥かなり勇気がいる行為です。それでもあまりに生理不順を放っておくと、不妊の原因になる!と容赦なく書かれているので、とりあえず『基礎体温』をはかることにしました。

基礎体温をはかることによって、排卵があるのかないのかがわかるのですが、まずはそれから‥と毎日つけはじめました。半年くらい続けたのですが、一向に正常範囲である高温期と低温期にわかれません。

どういうことかというと、排卵していない‥ということなのです。生理があってもただの出血ってこと?ますます要注意度が高まります。仕方なく当時21歳であったはぴはぴは、恐る恐る産婦人科の門をたたくこととなったのです。

血液検査の結果、ただの生理不順ではなく、ホルモンの異常で排卵障害がおきていたという衝撃的なものでした。病名は『高プロラクチン血症』というもの。男性でもなる病気ですが、女性は生理が不順になったりすることから、早期に発見できるそうです。放っておくと、不妊はおろか、視力の視野が狭くなるのだとか‥詳しくはわからないけれど、とにかく脳からの分泌指令が狂っているようです。でも初期だったみたい。それでもホルモンの異常を治すためには、副作用の強いお薬を飲まなくてはいけません

あまりにきついので、慣れるために『最初はお薬を4分の1の大きさから試してください』といわれました。それから、地獄の副作用との戦いが‥何せ気分は悪くなるし、吐き気はするし、頭痛にも悩まされました。それでも子供好きなはぴはぴは、不妊になると困る‥と思って頑張って飲み続けたのです。
かたくなに飲み続けたのには理由がありました。ホルモンの異常を放っておくと、不妊の原因になると言われましたが、この『高プロラクチン血症』になる人もまた不妊になりやすいと言われたからです。

数年飲み続けた結果、『高プロラクチン血症』は治りました。けれど、容赦なくお医者様は続けてこう言いました。『高プロラクチン血症』になる人は、治ってもまた『高プロラクチン血症』になる人が多いと‥。

以来、はぴはぴは異常が出た場合すぐわかるように、基礎体温をはかり続け、それは27歳の妊娠するまで続きました。(出産したのでまたしばらくすると再開する予定です‥毎日めんどくさいよぉ)

正直、自分は妊娠しないかも‥というのが70%くらい頭を占めていました。2003年に結婚し、まだまだ新婚気分を♪と思っていましたが、赤ちゃんが出来ないかもしれないという気持ちを拭い去ることはできません。はぴはぴ周辺も結婚ラッシュから出産ラッシュへと切り替わり、はぴはぴに『早く赤ちゃん作ったほうがいいよ〜』の言葉が投げかけられることに。

そんなこんなで、はぴはぴにとって『できちゃった結婚』は、うらやましくてしかたな〜い結婚でした。
焦っても毎月の生理は悲しいかな基礎体温どおりにやってきます。『高プロラクチン血症』が治ったとはいえ、はぴはぴの周期は28日ではなく、35日〜40日周期と長く、年間にすると通常女性の1回分少ないことになります。その分、赤ちゃんは遠のいた‥とブルーになることもしばしばだったのです。



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